Support
排水縦断図を設定する方法について説明します。
排水縦断図を描く場合は給排水専用のプロジェクトから図面を開く必要があります。
給排水用のプロジェクトから新規図面を作ります。
使用したい図面が、ある場合は新規図面を作らずにそちらをクリックします。
まずは縦断図の設定から行います。
設定の変更は「縦断図」のコマンドの中にある「設定」を開きます。
表示1の設定から書いて行きます。
縦断図設定の画面が出てきますので、こちらで設定します。
製図用紙のところで、縦断図の作図サイズを決めます。
製図形のところで、縦断図で枝管の表示方法を変更できます。
形式1は、枝管と分岐ますから公共ますまで表示されます。
形式2は、枝管部分のみ表示されます。
縮尺は縦断図内での、ます間隔と深さの縮尺を設定します。
縮尺が小さいと縦断図から、はみ出したり重なって表示されます。
表示項目で縦断図の項目の表示、非表示とその順番を設定できます。
傾斜表示は断面上で排水の流れの向きを選択出来ます。
枝管表示は縦断図において枝管を主管のどちら側に表示させるかを設定します。
作図線種は縦断図上での配管部分の表示方法を選択します。
勾配表示は勾配の表示を縦に出すか、横に出すか選択します。
設定が終わりましたら、既定値として保存にチェックを入れて「OK」します。
これで設定した内容が保存されます。
続いて、表示2を設定します。
番号表示は番号表示属性を設定します。
引出線は縦断図のますの上部に表示させるデータを選択します。チェックの付いたものだけが表示されます。
ます口径にチェックを入れた場合、公共ます口径とます口径の数値が、そのまま適用されます。
表示単位は管口径とますの深さの単位を設定できます。
引出線の角度、調整を設定します。
調整は引出線のふりを意味します。
続いてデータの設定を書きます。
追距は配管全体の最大距離を設定出来ます。
高さは縦断図の高さ範囲を指定出来ます。
小数点以下の桁数の何桁まで表示するか設定できます。
属性表間隔は表示される表の縦間寸法を設定できます。
管材名称、地盤高の設定もできます。
段差は枡へと向かう配管と、枡から伸びる段差を設定できます。
勾配は傾きを設定できます。また表示を%か何分の何か選択できます。
公共ます手前でドロップ、ますの手前でドロップする場合にチャックを入れます。
公共ます~本管へ接続、ますから本管への接続を表現する場合にチェックを入れ、口径を設定する。
続いてペン番号の設定を書きます。
線種設定は縦断図制作時に、地盤や管のペンの太さを変えたい場合に使用します。線種設定では、線種と使用ペンの選択を行ってください。
▼を左クリック線種選択
ペン選択ボタンを左クリックし、ペン色を選択します。
文字サイズは文字の大きさを変えたい場合に使用します。
縦断図が画面上に表示された後で、編集をする場合は、PACKをOFFの状態で、行ってください。
設定が終わりましたら、既定値として保存にチェックを入れて「OK」します。
これで設定した内容が保存されます。
縦断図のコマンドを開いて縦断図をクリックすると自動で縦断図が作図されます。
すべての設定を書きましたが、特に初めて縦断図を作図するにあたって、確認して頂きたい設定項目は以下になります。
製図用紙サイズ(A3横、A4横)
データ設定-小数点以下の桁数 縦断図での数値表現に影響します。
データ設定-地盤高 基準となる地盤高を設定します。初期値は10m。
傾斜表示 縦断図での管表現が 右上がり か 右下がり を選びます。
作図線種 縦断図での管表現が 単線 か 複線 を選びます。
以上が排水縦断図を設定する方法になります。